黄砂のせいで週一回は窓掃除をするようになった

毎日眺めている風景が少しずつ変化したとしても気が付きにくいものです。
窓ガラスの汚れはその代表で、掃除してみてその汚れにひどさに驚かされることも少なくありません。
知らないうちに蓄積してします窓ガラスの汚れの原因は、室内側と室外側で大きく分かれます。室内側の窓ガラスが汚れる原因の多くは、油分を含んだ蒸気でしょう。台所で揚げ物や炒め物の調理が行われると、多くの油分が蒸気に混ざって拡散していきます。台所の換気扇が油で汚れるように、室内にも多少なりとも油分の汚れが飛散しているというわけなのです。これが窓ガラスに付着して主たる汚れの原因となっているのです。

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しかし窓ガラスの汚れの多くは室外のものでしょう。常に風雨にさらされる窓ガラスには、多くのチリや埃がこびりついているのです。また、人体に大きな影響を与える花粉もまた、窓ガラスに付着する汚れのひとつです。特に春先に大量に飛来するスギ花粉については、花粉症に人にとってはもちろん、そうでない人も迷惑をこうむることになります。

しかし最近は、季節に関係なく飛来するものが汚れの原因となっています。中国から飛来する黄砂はその代表であり、季節に関係なく風向きによっては大量の粉塵となって降り注ぐのです。
窓ガラスについたチリや埃は風雨にさらされながら徐々に蓄積していきます。普段、毎日のように窓を眺めている住人には、その汚れの蓄積を察知するのが難しいこともあるのですが、たまにその窓を見る人にとっては薄汚れた窓ガラスとしてはっきり認識されるものです。少なくとも週に一回窓ガラスの掃除を心がけていれば、客人に窓ガラスの汚れを指摘されるような恥ずかしい体験はしなくて済むのではないでしょうか。
こまめに掃除することで、窓ガラスは常にきれいな状態を保てるばかりでなく、掃除自体も短時間で終わらせることができます。汚れがこびりついてしまう前に落としてしまうことが重要なのです。